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BBS(終了)

犬が大好き。そんな私がこのサイトを作ってから知ったこと。考えたこと。
そしてこれから守っていきたいこと。

犬が大好き!な私がこのサイトを作ったのはもう5年くらい前になります。とにかくフクちゃんが可愛くて始めたサイトですが、フクちゃんが捨て犬だったということもあり、以前から捨て犬の問題に関心があった私は、そのことにもふれながらサイトを運営してきました。 ありがたいことにサイトを通してたくさんの方々と交流するようになり、サイトを作る前は知らなかったたくさんのわんこたちに出逢い、そして犬にまつわるたくさんの悲しい事実も知りました。
これまで知った事実から考える私の思いを、今後の私とこのサイトのココロ・ポリシーにしていきたいと思い、改めてここに書かかせていただきます。(2006年1月)


■安易に飼いません。

犬を飼うこと、それは10年以上一緒に生活する家族を迎えることです。毎日の散歩など世話は大変です。医療費も結構かかります。室内飼いなら家の中が汚れます。結婚・出産・引越しなど生活に大きな変化があっても、それでも愛情を持って一生大切に飼い続ける覚悟が必要です。家族の理解ももちろん大切です。年をとってから犬を飼うなら、自分に何かあった時に愛犬を引き取ってくれるところがあるかどうか考えておくことも必要です。
犬がいない生活はとても寂しいですが、覚悟と責任が持てないときは飼いません。

【参考ページ :LIVING WITH DOGS あなたは本当に犬と暮らしたいですか?


■新しく犬を迎えるときは、保健所や動物愛護団体から譲り受けます。
 ペットショップなどから買いません。


毎年何十万頭もの犬が捨てられ保健所で「処分」されています。成犬だけでなく、子犬もたくさん殺されています。そしてその処分方法が実はほとんどが安楽死ではなく、ガスによる窒息死のため、みんな苦しんで死んでいます。そんな命を一頭でも救うために、捨て犬の保護と譲渡活動が全国各地で行われています。

それなのに一方ではペットショップでたくさんの子犬が販売されています。ブリーダーが商品である子犬を供給するための繁殖場では、劣悪な環境で強制的な繁殖を繰り返しているところも多くあります。生後間もなく母親から離されてガラスケースに入れられる子犬は、栄養が足りず精神的にも不安定になります。売れ残った子犬はほとんどが処分、または実験用動物にされています。今の日本では、犬を飼うときにはペットショップなどで買うのが一般的ですが、そのことがそんな不幸な犬たちを作り出していることになります。私は今後も犬を買いません。

【参考ページ :HELP ANIMALS ヘルプアニマルズ ペットショップ? 動物が好きなら買ってはいけない


■去勢または避妊手術をします。

「費用がかかる」「かわいそう」「この子の子犬が見たい」そんな理由で、手術に抵抗を感じる人がまだまだ多いようです。私も以前はそんな風に思っていました。けれど、たとえ産まれた子犬すべてに優しい飼い主さんが見つかったとしても、次の世代、またその次の世代の子犬がみんな幸せにれるかどうかは分かりません。実際に今、たくさんの命が「余分」となり処分されていることを考えると、去勢や避妊手術はとても大切なことだと思います。また、素人の繁殖では遺伝性疾患や障害のある子犬が産まれることも多いそうです。
一方手術することで、前立腺肥大や子宮蓄膿症といった病気の予防にもなり、今飼っている愛犬にとってもたくさんのメリットがあります。去勢または避妊手術は必ず受けさせます。

【参考ページ : Dr. 小宮山の健康相談室:去勢・避妊手術について】


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■最後に・・・

実はこれまでに何度かBBSに「可愛い子犬が産まれました」「愛犬が結婚しました」といった内容の書き込みをいただいたことがありました。情けないことにはっきり自分の意見を伝えることができず、何とか自分の思いが伝わるように工夫しながら返事したりしてきましたが、私事の多忙にかまけて、思いとは異なる「楽」でいい加減な対応をしてしまったことがありました。
書き込みをいただいた方、これまでの私の言葉に共感してくださっていた方々、そして実際に保護活動を行われている方々に、本当に失礼なことをしました。大変申し訳ありません。心よりお詫び申し上げます。
今後は、ここに書いたことを私自身とこのサイトのポリシーとして意思表示し、守っていきたいと思います。
まだまだ勉強不足で未熟なサイトそして管理人ですが、今後もどうぞよろしくお願いいたします。

2006年1月 * フクノスケノココロ 管理人 カオル

 
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