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フクノスケと出逢った日当時のフクちゃんの写真

ある日会社から帰ってくると、玄関に見知らぬワンコが・・・!
「家の前でじーっと伏せしてて、お腹空いてそうやったからエサあげてん。
そしたら家に入ってしまいよってん」と母が言う。
首には古新聞を結ぶときに使うような白いナイロンのひもが結んであったらしい。
体はやせて汚れていて、小さなケガもしている。
「きっと捨てられたんやな」「結構年とってるんちゃう」
一生懸命エサを食べているワンコを見ながら、私たち家族は話していた。

その日が何年前のいつのことだったか・・・私たち家族は誰も正確に覚えていない。
(フクノスケを溺愛してる割には、かなりアバウトな家族・・・)
そしてそのワンコは自然に我が家のワンコになった。

その後のフクノスケ現在のフクちゃんの写真

「幸福の福のフクちゃんがいいわ」母がそのワンコに名前を付けた。
(ちなみに「フクノスケ」という正式名?は私が決めた)
フクノスケはおとなしくて人に慣れてはいるようだったが、少し怯えている様子で、さわろうとするとよく噛みついていた。
だが、やせた体がだんだんと丸くなり、毛がツヤツヤになっていくのに合わせるように、性格もどんどん穏やかになっていった。
太っただけでなく、全体的に体が大きくなったので、迷い込んで来たときにはまだ生後半年くらいだったのかもしれない。
おそらく、そろそろ老年期に入ろうとしているフクちゃん。どうか長生きしてね。


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